指が痛い-手の指の痛みの原因と対処法！

マレット変形の症状と治療法！

マレット変形の症状としては、普通の突き指と似ていますが、第一関節が曲がったままで指の痛みや関節に腫れがあり、自分で伸ばそうと思っても伸ばす事が出来ません。

マレット変形には２つのタイプがあり、指を伸ばす伸筋腱が切れて生じる変形と第一関節内で骨折が生じ伸筋腱が骨に付いた状態になっているタイプがあります。

マレット変形の治療としては、病態により治療方法が違いますので、治療方法を判断するうえで、レントゲン検査を行い、骨折の有無を確認することは非常に重要になります。

もし骨折を伴ったマレット変形の場合は、手術が必要な場合もあります。

手術の方法としては、ずれた骨が動かないように細い鋼線で１ヵ月ほど固定します。

手術後は指先に鋼線がまだ残っているので、指先を自由に動かす事も出来ず、消毒なども行わなければなりませんので、負担が掛かってしまいます。

しかし、手術により整復された骨折が癒合すると、指の形態、機能ともに非常に良くなります。

もし骨折を伴ってなくて腱が断裂したことによるマレット変形の症状だと治療が厄介で長引いてしまいます。

この場合は特殊な装具などで6～12週間指を伸ばした状態で固定を行います。

長期間の固定を必要とするのですが、完全に回復しないで、変形や機能障害が残るケースも良くあります。

◆【もくじ】-マレット変形！
○マレット変形とは？
マレット変形は、指の第一関節から木槌のように曲がってしまった状態になるのでマレット変形と呼ばれています。

○マレット変形の症状と治療法！
マレット変形の症状としては、普通の突き指と似ていますが、第一関節が曲がったままで指の痛みや関節に腫れがあり、自分で伸ばそうと・・・