指が痛い-手の指の痛みの原因と対処法！

◆指の痛み-ひょう疽の原因と症状と治療方法

ひょう疽とは、手指あるいは足の指に細菌が感染して起こる病気です。
爪の周囲に傷があったり、水仕事の機会の多い女性や調理人など、手荒れが起こりやすい人に多くみられます。

ひょう疽の原因、症状、治療法などを紹介しますので参考にして下さい。

●ひょう疽の原因！
ひょう疽の原因としては、指のささくれ、水や洗剤などの手の荒れや、爪を切る時に指先を傷つけたりした場合に、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、プロテウス、カンジダなどの細菌が侵入して起こります。

●ひょう疽の症状
初期は少し指が痛いていどですが、治療を怠ると、指の痛みがひどくなり腫れてきます。
手の指や足の指の爪のまわりに感染が起こると爪の周りが腫れて指の痛みが激しくなり、爪の周りから膿が出る場合もあります。
炎症が浅い場合は爪のまわりに膿疱ができるだけですが、
炎症が深い部分に出来た場合は関節や骨が侵されて指趾を曲げる事が出来なくなる場合もあります。

●ひょう疽の治療の方法
ひょう疽の原因の細菌は主に黄色ブドウ球菌なので、軽症であれば抗生物質を内服して指の痛みが強い場合は鎮痛剤を服用します。

表面から膿が見え、指の痛みが強い場合は、皮膚を切開して膿を出す事により指の痛みも弱くなり治りも早くなります。

爪の生え際に炎症があり、爪と皮膚の間から膿が出ている場合は爪の一部または全部をはがして治療をしなければならない場合もあります。

◆手の指の痛みの原因と種類 【目次】＜トップページ＞
□手指変形性関節症とは？
□ヘパーデン結節とは？
□ブシャール結節とは？
□母指変形性ＣＭ関節症とは？
□関節リウマチとは？
□手根管症候群とは？
□突き指とは？
□屈筋腱腱鞘炎とは？
□ひょう疽（ヒョウソ)
□爪周囲炎(ソウシュウイエン)
□化膿性腱鞘炎

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